2019年11月24日日曜日

グロ3

グローバル3倍3分法ファンドの考察 


資産配分率

. 株式現物 60%(日本株20%だけ先物)
.不動産現物 40%
. 国債先物 200%
となっている。
先物を使ってレバレッジを掛けているために破産(投資元本が0)になる可能性がある。
国債先物の金利が1%上昇すると、先物のデュレーションを10年としたとき、10%の価格下落になり、レバレッジの2倍の20%の損失となる。つまり金利が5%上昇すると100%の損失となる。株式と不動産の価格がまったく変わらず金利だけが5%上昇すると、このファンドの基準価額は0となる。

分配率

このファンドには一年決算型隔月分配型の二種類が用意されている。
一年決算型は分配金を出さない方針のようだ。分配にかかる税金を抑えつつ内部で再投資が実施されるため最も有利。
しかしNISAで使うなら隔月分配型にしてリバランス用資金として現金にしてしまうという手もある。そこで隔月分配型の分配金利回りを計算した。
設定来分配金(4期)合計 455円(1万口あたり)
1期平均113円、6期分とすると678円(予想)
基準価額 12,098円(11月15日時点)
で割ると分配金利回り 5.60%
となる。
隔月分配型は基準価額の1%を目安に分配する方針。タコ配になる可能性もあるので一年決算型がベストか。
ハイイールド債券や新興国債券よりも高いので、NISA枠は全額グロ3に決定。

2019年11月16日土曜日

運用状況

総資産3,602万円、投資元本2,425万円、評価益1,148万円、年平均利回り3.642%

円建て、ドル建てともに総資産額の最高値を更新した。
金利が若干上がり先進国債券を信用買いした。国内債券も利回りが改善し最終平均利回り0%近辺になったので通常のポジションに戻した。
レバレッジドバランスファンドが流行している。日興AMが去年に設定したグローバルバランス3倍3分法の成績がよくネットで話題になり資金流入していて純資産を急激に増やしている。これを使うと自分の今の現物ETFをグロ3に置き換えることができNISA枠を実質3倍した枠(360万円)で運用できるようになる。来年のNISA枠はグロ3を全額にしようか検討したい。