2023年5月21日日曜日

上場廃止(予定)

UBSのETF-JDRシリーズが信託終了するという手紙が届いた。 UBS欧州株(1386)、UBSアジア太平洋株(1390)に投資していて異議申立の返事は出したものの覆る事はないと思われる。現在は管理銘柄(確認中)に指定されていて異議申立の結果は6月21日に開示される。その後、結果が覆らなければ7月24日に上場廃止となる。それまでに売却するか取得請求(買取)するか残余財産の給付にするかを選択する事になる。取得請求は税金の計算上、面倒になるし残余財産給付は9月1日と、かなり期日があく。市場で売却がベストな選択となるだろう。売却した後に同様のアセットアロケーションにするには海外口座で米国株ETFを購入するしかなさそうだ。いろいろと調べた結果、以下の銘柄が良さそうだった。
1386欧州株→VGKバンガードFTSEヨーロッパ(経費率0.08%)
1390アジア太平洋株→EPPブラックロックiShares MSCI Pasific exJapan(経費率0.47%)
ETF-JDRはマーケットメイク制度もなく信用取引もできない銘柄だったので流動性が著しく低く結果として純資産総額も伸びず(10銘柄で30億円程度)約8年で終了となってしまった。インデックスによる長期投資は途中償還されると未実現利益の税金分が再投資できない事になるため不利になってしまう。今回は現時点で欧州株が+54%、アジア太平洋株が+14%の評価益となっている。このうち20%が税金として取られるため欧州株は約7%の損失、アジア太平洋株は約1%の損失となる。

逆日歩投資は逆日歩がつかなくなったので一旦精算した。3月から5月で約50万円程の利益になった。逆日歩は100万円程ついたもののヘッジ損や順日歩と名義書換料を差し引くとあまり儲からなかったという印象だった。